「尾鷲ヤーヤ便」魅力アップ 16年目の特産セット、物価高でも工夫重ね 三重

【一見知事(後列中央)に「尾鷲まるごとヤーヤ便」を紹介した関係者ら=県庁で】

尾鷲市の特産品を詰め合わせた「尾鷲まるごとヤーヤ便」の販売を手がける尾鷲観光物産協会の関係者らが26日、三重県庁を訪れ、一見勝之知事に本年度のヤーヤ便をアピールした。

協会によると、ヤーヤ便は尾鷲の魅力発信を目的に販売し、16年目。本年度は「ハーブの干物かます」を新たに加えた28品で構成。追加料金で購入できる24品も設けている。

この日、協会の湯浅しおり理事長は、物価高でも質や量を保つ工夫を重ねていると紹介。市商工観光課の濵田一多朗課長は「検討に検討を重ね、魅力あるラインナップになった」と強調した。

マグロの刺し身などを試食した一見知事は「どれも新鮮で、本当においしい。自宅にいながら尾鷲の魅力を感じることができる」と絶賛。尾鷲の風景の絵はがきを添付するよう提案していた。

2万8千円。ふるさと納税(7万5千円)の返礼品でも選べる。申し込みの期限は6月16日。夏、冬、春に分けて届ける。問い合わせは尾鷲観光物産協会=電話0597(23)8261=へ。