「150万ドルの賞金」95万円分詐欺被害 電子マネー、津の60代男性 三重

【津】三重県警津署は17日、津市の60代男性が、高額賞金の当選を装ったSNS(交流サイト)のメッセージをきっかけに、電子マネー95万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は先月末ごろ、フェイスブックに「150万㌦の賞金を受け取るには配送料が必要」などとメッセージが届き、LINE(ライン)で配送料を払うよう指示を受けた。

男性は同月31日、コンビニで電子マネーカード5万円分を購入。番号を伝えて電子マネーをだまし取られた。男性はその後も配送料などと言われ、5回にわたり電子マネーカード計90万円分を購入。同居する母に相談して発覚した。