春感じる歌声とハーモニー 亀山で音楽ユニット「鈴々楽団」公演

【「微笑み返し」を合唱する「鈴々楽団」のメンバーら=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

【亀山】三重県松阪市在住で三重オペラ協会演奏会員の声楽家、佐波真奈己さんが代表の音楽ユニット「鈴々楽団」は31日、亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、3月公演「鈴々楽団・春の歌」を開催し、観客約80人を魅了した。

同楽団は令和4年、佐波さんを代表に県内の女性声楽家と男性ピアニストで結成。毎年、同センターと津市久居アルスプラザアートスペースで公演を開催している。

この日は、佐波代表と女性声楽家5人が、ピアニストの村山響さんのピアノ演奏に合わせて、「なごり雪」や「春なのに」、「微笑み返し」などなじみのある歌謡曲のほか、「スズランと花々」などクラシック曲を披露した。60代の女性は「春を感じる、素晴らしい歌声とハーモニーを楽しませてもらった」と話していた。