鈴鹿市に絵本など寄贈 ベビー用品販売業のサカタ 三重

【末松市長に目録を手渡す阪田社長(右)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市平田新町一丁目のベビー用品販売業、サカタ(阪田朋成社長)は7日、市に絵本や児童書50冊を寄贈した。9日から、同市飯野寺家町の市立図書館本館と中江島町の江島分館で貸し出す予定。

寄贈した本は、幼児から小学生を対象にした仕掛け絵本や宮澤賢治の童話など、計約7万円相当。

社会奉仕と子どもが本に親しむ環境づくりの促進が狙い。平成29年度から寄贈を始め、ことしで7回目。寄贈冊数は今回を含め、325冊になる。

同日、同市役所で寄贈式があり、阪田社長(59)は「親子の時間を大切にしてもらい、活字に触れるきっかけになれば。一人でも多くの人に読んでほしい」とあいさつ。末松則子市長に目録を手渡した。

末松市長は「新しい本を待っている人がたくさんいるので、一日でも早く市民に届ける」と謝辞を述べた。