住職が自殺防止講演 四日市で3月10日、映画も 三重

【自殺防止講演会&映画上映会のチラシ】

【四日市】認定特定非営利活動法人・三重いのちの電話協会と一般社団法人・日本いのちの電話連盟は3月10日、四日市市安島のじばさん三重6階ホールで「自殺防止講演会&映画上映」を開催する。午後2時(開場午後1時半)から同4時まで。定員200人、入場無料、事前申し込み不要。

「絶望のトリセツ~様々な死生観より」と題して、岐阜県関市の臨済宗妙心寺派大禅寺住職の根本一徹氏(僧名・紹徹)が講演する。根本さんは僧侶の傍ら、20年前から若者を中心に自死防止相談活動や自死遺族支援を開始。対面相談だけでなく、ネットやメール、SNS(会員制交流サイト)を使った独自の相談スタイルで、生と死の意味を共に考えている。仏教僧による自殺防止活動が国内外で注目されている。

映画「樹海の上、浮き漂うわが心」は、生きる事に絶望した3人が、禅僧(根本氏)との出会いで人生の美しさを再発見して行く姿を捉えたドキュメンタリー作品。問い合わせは三重いのちの電話協会事務局(平日午後1時―同4時)=電話059(213)3975=へ。