福祉向上や地域活性化で連携 伊勢市とあいおいニッセイ同和損保 包括協定

【協定書を交わした鈴木市長(左)と加藤支店長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市とあいおいニッセイ同和損害保険(東京都)は14日、福祉向上や地域活性化に向けた包括連携に関する協定を結んだ。

協定により交通安全対策や地域福祉、スポーツ振興など6項目で連携を図る。同社が有する交通情勢などの統計データを市に提供したり、市民や事業者を対象に、福祉や環境保全、交通安全など多様な分野のセミナーを開催し、地域の活性につなげる。同社が県の自治体と同様の協定を結ぶのは4例目。

市役所で、鈴木健一市長と同社の加藤亮二三重支店長が協定書に署名した。鈴木市長は「連携を深め、行政課題の解決や、市民の暮らしの満足度の向上につなげたい」と述べた。

加藤支店長は「交通安全、高齢福祉、共生社会の実現など、地域が抱える幅広い課題に役立ちたい」と話した。