三重の物産、観光アピール 東京で「うまし国展」

【多くの来場者で賑わう物産展=東京都江東区東陽の明治安田生命新東陽町ビルで】

明治安田生命(東京・丸の内)と三重テラス(東京・日本橋)は9日、東京都江東区東陽の明治安田生命新東陽町ビルで、「うまし国、みえ県物産展」(百五銀行共催、県後援)を開き、県の物産販売と観光PRをした。同ビルにはおよそ5500人が働いているといい、多くの人が訪れて次々と商品を買い求めていた。

物産展には、県内から酢製造業「山二造酢」(津市)や、組みひもの「糸伍」(伊賀市)、小売業「伊勢福」(伊勢市)も参加。会場では三重テラスで販売している菓子や伊勢うどんなどに加え、飲む酢やぜんざい、組みひもでできた靴ひもなど、商品がずらりと並んだ。

三重県から明治安田生命の西岡宏倫津支社長と城尾英紀四日市支社長らも駆けつけ、来場者に「いらっしゃいませ」と声をかけて県の魅力を伝えていた。

城尾支社長は「三重は南北に長くそれぞれによい魅力がある。その魅力をよく知る三重県、三重テラスと連携し、同じ志を持つ百五銀行とともに三重を盛り上げたいとの思いで開いた。皆さまの協力があり本日を迎えられうれしく、感謝します」と話した。

西岡支社長は「首都圏で働く当社の社員に地元三重をアピールし、魅力を知ってもらいたい。さらに三重に興味を持ってもらい足を運んでもらえるようになればうれしい。しっかりPRする」と話した。