2600万円詐欺被害 株投資名目で50代男性 三重

【名張】三重県警名張署は9日、県内在住の50代男性が、株への投資名目で、現金約2600万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は昨年11月末ごろ、LINE(ライン)を通じて、著名な企業経営者を装った男に知り合い、男から紹介されたアシスタントと称する女に、株の購入や投資アプリの使用を勧められた。

男性は先月31日までに、女らの指示に従って、株の投資名目などで15回にわたって現金約2600万円を指定された口座に振り込み、だまし取られた。

アプリには利益とされる数字が表示されていたが、実際には現金を引き出せなかった。男性は不審に思い、2月初旬に同署に相談。被害が発覚した。