三交GHDが義援金1000万円 能登地震、赤十字三重支部に寄託

【髙間事務局長(右)に目録を手渡す竹谷社長=津市栄町の日本赤十字社県支部で】

【津】三重交通グループホールディングス(津市中央、竹谷賢一社長)は7日、日本赤十字社県支部に能登半島地震の復興支援のための義援金1千万円を寄託した。同支部を通じて被災県に送られる。

元日の同地震を受け、1月24日―2月1日に三重交通グループ26社の役員と従業員に募った義援金に同社の拠出金を加えた。

津市栄町の同支部で贈呈式があり、竹谷社長は「復興復旧のお力添えになれば」と、同支部の髙間伸夫事務局長に目録を手渡した。

髙間事務局長は「感謝でいっぱい。全額を被災県に送り配分委員会で被害を受けた方の生活支援に役立つよう使いたい」と謝辞した。

同グループではほかに、全国15店舗のビジネスホテル「三交イン」で宿泊客とホテルが100円ずつ負担する「義援金プラン」を展開するなど、支援を呼びかけている。