子どもと税や財政学ぶ 津財務事務所、母親らミニ講座聴講 三重

【子ども達とともに講座を受ける参加者ら=津市一身田豊野の高田短期大学で】

【津】東海財務局津財務事務所は22日、高田短期大学(三重県津市一身田豊野)の育児文化研究センターが地域貢献の一環として実施する子育て支援事業「おやこひろばたかたん」内で、国の財政・資産形成に関するミニ講座を開催した。

同講座は、子育て世代の金融リテラシーの向上を目的に平成29年から行っており今回で9回目。「赤ちゃんを抱っこしたまま聞ける」をコンセプトに行われ、参加した母親らは子ども達とともに講座を聴講した。

講座では、同事務所の若手職員2名が講師となり、税や財政がどのように子育てにつながっていくかや、資産形成について紹介。消費税の増収が社会保障に充当されていることや、投資に関しての優遇制度を解説した。

津市から親子で参加した女性は「子どもと一緒に話を聞ける機会はありがたい。わかりやすかった」と感想。同事務所の後藤真樹総務課長は「子育て世代の方々が財政や資産について興味を持つきっかけとなれば」と期待した。