8週連続で増加、三重新型コロナ感染状況

三重県は16日、先週(8―14日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。県内の新規感染者数は1医療機関あたり平均9・92人で、前週の1・46倍。8週連続で増加している。

1日あたりの新規感染者は、前週と比べて200人多い650人と推計される。1医療機関あたりの感染者は約4カ月前(昨年9月18―24日)の10・32人に迫る水準となった。

県によると、確保病床の入院者と一般病床の入院者を合わせた在院者数は、前週同一曜日比24人増の209人。7週連続で増加している。重症者は1人増の2人となっている。

保健所管内別の1医療機関あたり感染者数は、桑名24・7人▽四日市5・9人▽鈴鹿8・2人▽津8・91人▽松阪6・5人▽伊勢6・91人▽伊賀8・13人▽尾鷲9・5人▽熊野8人―となった。

県の感染症・情報プロジェクトチームは「感染者は昨年の同じ時期と比べて4分の1程度」としつつ「年始がピークだった昨年とは異なり、年明け以降も増加を続けている」としている。