生活困窮家庭の子ら支援に 伊勢のボランティア3団体、市社協に寄付 三重

【社協の宮崎会長(左端)に寄付を手渡す泰道会長(中央)=伊勢市御薗町の市社会福祉協議会本所で】

【伊勢】生活困窮家庭の子どもたちの支援に役立ててもらおうと、三重県伊勢市の三つのボランティア団体が11日、市社会福祉協議会に10万円を寄付した。

寄付したのは、伊勢市ボランティア連絡協議会、カラス会、生活支援有志の会の3団体。昨年12月、合同でクリスマスチャリティーバザーを初開催し、農産物やパン、花、市民から持ち寄られた衣類などを販売。その収益金ほぼ全額を寄付に充てた。寄付は、社協が生活困窮家庭の子どもらを対象に開いている学習支援事業を支援する「きっちんぷろじぇくと」に活用される。

同市御薗町の社協本所で、ボランティア連絡協議会の泰道詞子会長らが、社協の宮崎吉博会長に手渡した。泰道会長は「多くの市民が参加してくれた。今後、ほかの団体にも協力を呼びかけ、継続して活動したい」と話した。

社協の宮崎会長は「つらいニュースが続く今、人が支え合うことの大切さを痛感する。継続した支援をお願いします」と感謝した。