昔ながらの餅つき楽しむ 津の学童保育児童ら 三重

【餅つきをする児童=津市久居小野辺町の「どんぐりの家いちご組」で】

【津】三重県津市内に広域型学童保育などを運営するどんぐりの会は5日、同市久居小野辺町の「どんぐりの家いちご組」で餅つきをし、同学童を利用する5校の1―6年計51人が石臼ときねを使う昔ながらの餅つきを楽しんだ。

日本の伝統文化を知る年始の恒例行事。蒸した餅米を入れた石臼に5、6年生は1人10回、3、4年生は5回ずつきねを振るった。1、2年生は「よいしょ、よいしょ」と掛け声で盛り上げた。

いきおい余って臼の角にきねを振り下ろす場面もあり、にぎやかな声が響いた。3臼分4・5キロをつき、あん、きな粉、おろしの3種類から食べたい味を食べられる量を選んで頬張った。

市立立成小4年の國枝大暉さん(10)は「おコメがだんだん餅になるのがすごかった。つきたての餅を初めて食べておいしかった」と感想を話した。