最優秀賞に亀山西小の吉川さん みどりの絵コンクール 三重

【櫻井市長(右)を表敬訪問した吉川さん=亀山市役所で】

【亀山】公益財団法人三菱UFJ環境財団が主催する「第48回みどりの絵コンクール」で、わたしが守りたい身近な自然部門で最優秀賞(12月9日付)を受賞した、三重県の市立亀山西小学校2年生の吉川莉央さん(8つ)と保護者は26日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、受賞の喜びを報告した。

同コンクールには、全国から児童が描いた2万4537点の応募があった。そのうち、わたしが守りたい身近な自然部門に応募のあった2010点の中から吉川さんが描いた「ホタルのすむかわ」が最優秀賞に選ばれた。

吉川さんは「夏休みに自分が住む近くを流れる竜川を乱舞するホタルと暗闇に輝く月を描いた」とし、「ホタルが飛ぶ竜川の自然を守りたいという思いで描いた」と話した。

櫻井市長は「色使いとホタルと月の構図が素晴らしくて、小学2年生とは思えない、しっかりとした絵ですね」といい、「竜川にホタルを戻そうと活動している野村地区の住民らにも絵を見てもらえるといいですね」とたたえた。