死亡事故3件死者3人 三重県警が年末の交通安全県民運動結果

三重県警は11日、年末の交通安全県民運動(1日―10日)期間中の県内交通事故状況を発表した。死亡事故は前年と同じ3件で死者は3人だった。

県警交通企画課によると、死亡した3人はいずれも65歳以上の高齢者で、うち2人は歩行中に事故に遭った。人身事故は前年比18件減の69件で、負傷者は30人減の83人。自転車での負傷者は5人増の14人だった。

期間中の交通指導取り締まり件数は前年から703件増の4870件。一時不停止が最も多く、472件増の1261件だった。

同課の伊藤勝彦次長は「年末は交通事故が増える傾向にあり、今後も取り締まりに力を入れていく」と述べ「ゆとりを持った運転をして、事故防止に努めてほしい」と呼びかけた。