サンタが飛び出す切り絵に挑戦 亀山高生、「かみきりむしの会」に学ぶ 三重

【生徒らに切り絵の指導をする市川代表(左から2人目)=亀山市本町1丁目の県立亀山高校で】

【亀山】三重県亀山市本町1丁目の県立亀山高校(廣島朗校長)は11日、同校で総合生活科幼児教育系列2年生12人を対象に「飛び出す切り絵講習会」を開いた。

幼児教育授業の一環。将来保育士や幼稚園教諭を目指す生徒らが、今後に生かすのが目的。

この日は、市民団体「かみきりむしの会」の市川兼三代表ら会員3人が指導。生徒らは、型紙に書かれたサンタクロースの顔や体を、はさみを動かさずに、紙を動かしながら切り、帽子と服は赤色に、顔はピンク色に仕上げて、二つ折りにした表紙に貼り、サンタクロースが飛び出す切り絵に挑戦した。

宮村紗幸さん(16)は「紙を動かす切り方が難しかったが、楽しかった。玄関に飾ります」と話した。市川さんは「皆さんに楽しんでもらえた」とし、「会の活動にボランティアとして協力してもらえれば」と呼びかけた。