クリスマスイルミが点灯 亀山市野村地区、ツリーやトンネルLED4000個 三重

【冬の夜を彩るクリスマスイルミネーション=亀山市野村3丁目の野村地区コミュニティセンターで】

【亀山】三重県の亀山市野村地区まちづくり協議会(奥村彰会長)は9日午後5時15分、同市野村3丁目の野村地区コミュニティセンター屋外で、クリスマスイルミネーションの点灯式を開き、地区住民ら約150人が見守る中、奥村会長と子ども2人が点灯スイッチを押した。25日まで。午後5時―同9時。

同協議会は毎年12月、地区住民らの3世代交流として「餅つき大会」を開催しているが、コロナの影響で令和2年から中止。同3年からイルミネーションで触れ合いながらクリスマスを楽しんでもらおうと、今年で3回目となる。

昨年は、約3千個の赤や青、緑色などのLED(発光ダイオード)を使用。今年は地区住民らが提供した約千個の計4千個を使用し、高さ約4メートルのツリーや人が通れる高さ約2メートル、長さ約3メートルの光のトンネルのほか、「ふれあい」をテーマに、針金で作った「逢合傘(相合傘)」のイルミネーションを飾った。

奥村会長は「物価高騰や世界各地での戦争など不安な話題ばかりですが、せめてイルミネーションを見て、気持ちだけでも明るくしてもらえれば」と話していた。