小学校でeモータースポーツ体験会 三重トヨペット企画

【シミュレーター体験を楽しむ児童=明和町大淀の大淀小学校で】

【多気群】自動車販売業「三重トヨペット」(津市上弁財町)は7日、明和町大淀の町立大淀小学校でeモータースポーツ体験学習を開いた。5年生の児童17人が鈴鹿サーキットを走行する乗車体験シミュレーターを楽しんだ。

シミュレーター「グランツーリスモ7」でeモータースポーツを知る機会をつくる企画。クラブチーム「BTF SPIRIT」を発足するなど、eモータースポーツへの参画に尽力する同社が「クルマ好きを増やす」取り組みとして県内の学校で開催しており、5回目。

この日は同社の川喜田雅則専務がeモータースポーツの取り組みや魅力を紹介。「考える力や集中力、コミュニケーション能力が身につく。家族で時間やルールを決めて楽しんでほしい」と児童らに呼びかけた。

シミュレーターは6台設置。児童らはアクセル、ブレーキ、ハンドルを操作し、トヨタのスポーツ車「GRスープラ」で画面上のサーキットコースを駆け抜けた。また、トヨタのパーソナルモビリティ「C+walk」の体験や同社「GR86」と「bz4X」の車両展示もあり、児童らは車の魅力の一端に触れた。