旬のリンゴ味わって 伊勢山田青果などが市内10中学に寄贈 三重

【長野県飯綱産のリンゴを鈴木市長(左から2人目)に届けた西村会長(左から3人目)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市西豊浜町の青果卸「伊勢山田青果」などは4日、旬の果物のおいしさを味わってもらおうと、市立中学校10校に長野県飯綱産のリンゴ「サンふじ」3174個を贈った。

若い世代の果物摂取量が減少していることから、学校給食の食材を取り扱う伊勢山田青果と伊勢山田青果学校給食協力会が、産地のJAながの飯綱りんご部会の協力で平成22年から寄贈を続け、14回目となる。

市役所であった贈呈式で、同協力会の西村昌人会長(62)が、鈴木健一市長に目録とリンゴを手渡した。西村会長は「年々、果物離れが進むと聞く。生徒らに旬のおいしいリンゴを食べてもらい、もっと果物に注目してもらいたい」と話した。

リンゴは各校に届けられ、生徒一人ずつに配られた。