有効求人倍率1・29倍 三重県内10月、2カ月連続で上昇

三重労働局は1日、10月の一般職業紹介状況を発表した。県内の有効求人倍率(季節調整値)は1・29倍で、前月から0・01ポイントの上昇。県内の有効求人倍率が上昇するのは2カ月連続となる。

有効求人倍率の全国順位は二つ上げて25位。5カ月連続で全国平均を下回った。「改善の動きに一部で弱さが見られる。物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」との判断は据え置いた。

同局によると、有効求人数は前月比0・8%(247人)減の3万1528人で、2か月ぶりに減少。有効求職者数は1・6%(410人)減の2万4492人で、3カ月連続で減少した。

新規求人倍率は2・12倍で、前月から0・01ポイントの低下。全18業種のうち12業種が前年同月比で新規求人を減らした。客足の回復などにより、卸売業や小売業での新規求人が増加している。

一方、製造業の新規求人は1530人で、前年同月比で18・4%(346人)の減少。原材料高の影響が続き、製品への価格転嫁が難しい小規模事業者を中心に求人が低調という。

同局は雇用情勢について「求人の減少が目立つ部分はありつつ、全体的には引き続き人手不足の状況。悪化しているわけではない」と説明。「有効求人倍率は今後も1・2倍前後で推移するだろう」としている。