鉄の塊落下直撃、男性作業員骨折 四日市港のコンテナ船で

【四日市】28日午前4時40分ごろ、四日市市霞の四日市港に着岸していたパナマ船籍のコンテナ船エッチエフ・フォーチュンで、男性作業員(26)の頭上に鉄の塊が落下して意識がないと別の作業員から消防に通報があった。男性は市内の病院に搬送され、意識は回復し、命に別条はないとみられる。

四日市海保によると、船では同日午前0時半ごろからコンテナの積み込み作業をしており、男性は船上でコンテナの誘導作業の補助をしていた。何らかの原因でコンテナ同士を接続する重さ約5キロの鉄製部品が外れ、約6メートルの高さから落下し、男性に直撃。男性は鼻骨骨折などのけがを負ったほか、手足にしびれがあるという。同海保は事故原因を詳しく調べている。