ボーナス引き上げの条例案を提出 三重県議会

三重県議会は28日の11月定例月会議本会議で、議員の期末手当(ボーナス)を引き上げる条例案を提出した。県は議員らのボーナス引き上げに必要な費用として、約580万円を追加する一般会計補正予算を提出。いずれも来月21日に採決される。

議会事務局によると、条例案は新政みえ、自民党、草莽の議員八人が提出。知事ら特別職の引き上げに合わせて、議員一人あたり年間で0・1月分(約12万円)を引き上げ、3・4月分(409万1900円)とする。12月の支給分から適用する予定。

条例案の提出に先立って22日に開かれた代表者会議では、議員から「(特別職の対応を踏まえて決める)慣例は大事にすべき」として引き上げに賛成する声が上がる一方で「経済の状況や県民の感情を考えて見送るべき」との声も上がっていた。