採れた野菜など地産地消で市民ら交流 三重・亀山で四年ぶり「食の祭典」

【多くの人でにぎわう会場=亀山市若山町の亀山公園芝生広場で】

【亀山】三重県の亀山市自治会連合会(冨松敬史会長)主催の「第12回食の祭典・市民の集い」が26日、4年ぶりに同市若山町の亀山公園芝生広場で開催され、市内外から多くの人でにぎわった。

来賓の櫻井義之市長は「食の祭典を通じて、地域の絆、世代の絆を深め、身も心も温かくなるような一日にしてください」とあいさつした。

会場では、同連合会九支部と市民団体やAGF鈴鹿などの事業所から計31ブースが出店。ダイコンやミニトマトなど朝採れ野菜や亀山みそ焼きうどん、コロッケサンドやみそなど販売。市婦人会連絡協議会がとん汁を振る舞った。

特設ステージでは、亀山中学校吹奏楽部の演奏や、亀山葛葉太鼓保存会による和太鼓の演奏などもあった。60代の女性は「野菜が高騰するなか、安価で新鮮な野菜が買えました」と話していた。