夜間中学の校名候補発表 三重県教委、東紀州の新高校も

三重県教委は20日、令和7年度に県立みえ夢学園(津市)内での開校を予定する県立の夜間中学について、校名の候補を発表した。中学生らを対象に実施する投票の結果などを踏まえて年度内に校名を決める。

県教委によると、校名の候補は、明日葉▽うみかぜ▽ひかりの森▽まなみえ▽みえ奏▽三重響▽未来きずな▽ゆめ息吹▽夢つむぎ▽四葉ヶ咲―の10案。応募のあった312種類から県教委事務局が絞り込んだ。

21日から来月8日まで、中学生ら約4万9千人を対象に候補への投票を実施する。県教委が投票結果を踏まえて候補を1案に絞る予定。県議会の議決を経て、本年度内にも校名が決まる見通し。

また、県教委は木本、紀南の両県立高を統合して令和7年度に開校する新たな高校についても、校名の候補を選定したと発表。紀南地域の児童生徒らによる投票などを経て、本年度内にも校名を決める。

紀南木本▽熊南▽熊野/くまの▽熊野青藍▽熊野灘▽七里御浜▽蒼海▽東紀州▽三重熊野/みえ熊野▽三重南▽南牟婁―の11案。地元住民らでつくる選定委員会が、応募のあった362種類から選んだ。