風景中心に油彩画14点 寺本さん、四日市で5年ぶり個展 三重

【作品を紹介する寺本さん=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県川越町豊田一色の寺本武次さん(79)は16日、同市安島の市文化会館第四展示室で、5年ぶり5回目となる「寺本武次絵画展」を開いた。風景を中心に油彩画14点を展示している。19日まで。

志摩市大王町波切の大王崎灯台に続く家並みを描いた「波切」、長野県松本市の紅葉のシラカバ林から山々を望む「乗鞍高原」、奇岩がそそり立つ群馬県安中市の「妙義山」の秋景、質感豊かに描いた赤や黄の大輪「バラ」などの会心作が並ぶ。

絵画歴30年という寺本さんは、22年前から絵画同好会「グループ滉」に所属して創作活動に励んでいる。「久しぶりの個展です。多くの方々に見て、批評していただけたらうれしい」と話していた。