ニットの洋服や小物100点 津で編み物二人展始まる 三重

【作品を紹介する満仲さん(右)と小野寺さん=津市東丸之内の岩田川久画廊で】

【津】三重県津市の編み物講師、満仲佳代さん(60)=阿漕町=と小野寺有子さん(68)=上浜町=の二人展「佳代と有子のあみもの展」が16日、同市東丸之内の岩田川久画廊で始まった。手編みや機械編みで制作した洋服や小物計約100点を展示している。19日まで。

小野寺さんは30年以上前から編み物教室を主宰。満仲さんは20代から小野寺さんの教室に通い、10年ほど前に独立した。互いに感性が似ていると感じており二人展を企画した。

小野寺さんは花型のモチーフと布とを組み合わせたドレスや八枚はぎのニットスカート、満仲さんは毛糸とスパンコール糸を機械編みしたワンピースや複数の糸を違った編み方で仕上げたジャケットなど、しゃれた作品が並んでいる。

満仲さんは「いつか一緒にできたらと思っていた。こうして作品が寄るとうれしい」と話し、小野寺さんは「二人とも着たいものを作っている。素材やデザインなど普段見られない作品を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかけた。