特急にはねられ男性死亡 桑名・近鉄益生駅 三重

【桑名】16日午前7時50分ごろ、三重県桑名市矢田の近鉄名古屋線益生駅で、桑名市江場の男性会社員(45)が、近鉄鳥羽駅発名古屋駅行き特急列車(8両編成)にはねられた。男性は全身を強く打ち、愛知県内の病院に救急搬送されたが、約2時間半後に死亡が確認された。乗員乗客約300人にけがはなかった。桑名署は詳しい事故原因を調べている。

近鉄によると、事故を受け、近鉄名古屋線は川越富洲原駅―富吉駅の上下線で運転を見合わせた。約1時間10分後に全線で運転を再開したが、約1万5千人に影響があった。