絵手紙華やかに カレンダーや巻紙の作品も 度会町で教室作品展

【巻紙を使い色彩豊かに表現した絵手紙=度会町上久具の木ままな美術館で】

【度会郡】三重県度会町上久具の「木ままな美術館」で、同館の井爪貞子館長が主宰する絵手紙教室「百花こころ絵」の作品展が開かれている。12月27日まで。木、金曜日は休館。

同教室は同館と明和町の2カ所で開催。50―80代の計27人が、和気あいあいとした雰囲気の中、楽しみながら作品制作に取り組んでいて、年に1度、2つの教室の生徒らが合同で作品展を開いている。

今回は横110センチ、縦19センチの巻紙と水彩絵の具を使い、旬の野菜や果物、草花などの絵に自分の心境や季節の思い出を文章にして添えた絵手紙のほか、好きなものを色彩豊かに描き、短い気付きの言葉を入れたハガキ31枚を日めくりカレンダーに仕立てた作品など、計60点が会場を華やかに彩っている。12月から一部、作品を入れ替えて展示する。

井爪館長は「家に飾れるカレンダーや巻紙の大きな作品を展示したので見応えがあると思う。生徒たちの力作を楽しんでほしい」と話した。