三十三銀「阿倉川支店・西阿倉川支店・西支店」リニューアルオープン 四日市、共同店舗方式により新築移転

【オープニングセレモニーに臨む(右から)森市長、渡辺頭取ら=四日市市羽津山町で】

【四日市】三十三銀行(渡辺三憲頭取)は13日、「阿倉川支店・西阿倉川支店・西支店」(三重県四日市市羽津山町、山口哲生支店長)をリニューアルオープンした。新店舗は、旧阿倉川支店より北西へ約150メートルの至近に位置する敷地内に、旧阿倉川支店、旧西阿倉川支店、旧西支店を共同店舗方式により新築移転。ATM(現金自動預払機)コーナー、全自動貸金庫、商談室を有するほか、車椅子利用可能な多目的トイレなどを備えたバリアフリー対応とした。さらに、ドラッグストア「スギ薬局」(愛知県大府市)と同敷地内で営業を行うことで、多数の駐車スペースを確保した。

開店に先立ち、森智広市長ら来賓が出席して、オープニングセレモニーを開催。渡辺頭取はあいさつで「阿倉川支店と西支店が旧三重銀行、西阿倉川支店が旧第三銀行の支店で、合併から2年半で40拠点を統合してきたが、3支店が一つの建物に入るのは二例目。順調な足取りで効率化、従業員の融合が進み、今期の中間決算も上方修正した」と長年の支援に感謝を述べた上で「新店は隣のスギ薬局と一体の駐車場が豊かで、最も入りやすい店。世の中は不安定、不透明だが、役に立つ銀行を目指していくので、引き続きのご支援を」と述べた。

山口支店長は「駐車場を広く取り、商談ブースもたくさん、ゆったりと設けたので、ご相談など、お気軽にお越しいただければ」と話していた。