「給食に」野菜と新米寄贈 亀山市に生産者団体と鈴鹿農協 三重

【贈呈式で(右から)櫻井市長、野村代表、小林副会長、宮坂さん、亀山教育部長=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市の生産者農家団体「亀の市」と同市川崎町の宮坂農園、鈴鹿農業協同組合受託者部会は10日、地元産の野菜と新米を学校給食にと、同市に寄贈した。

亀の市はサトイモ76キロとダイコン223キロ、宮坂農園は大豆を45キロ、同部会は亀山産新米「コシヒカリ」420キロを贈った。同部会は平成15年から、亀の市と宮坂さんは同25年から毎年寄贈している。

市役所で贈呈式があり、亀の市の野村幸生代表(70)と同農園の宮坂龍翔さん(19)、同部会の小林珠樹副会長(64)が櫻井義之市長に目録を、櫻井市長からは野村代表ら3氏に感謝状を手渡した。

櫻井市長は「今年の夏は記録的な暑い日が続く中、生産農家の皆さんが丹精込め作られた地元産の野菜と新米を、学校給食用としていただきありがとうございます」と感謝の意を述べ、「末永く、心強いパートナーとして引き続きよろしくお願いします」と話した。