社食に三重食材メニュー みずほ銀本店で県フェア

【食堂入り口に設置された三重フェアで提供されるメニューのサンプル=東京都千代田区のみずほ銀行本店食堂で】

みずほ銀行は6―9日の4日間、東京都千代田区にある本店社員食堂で「三重県フェア」と題し、三重の食材を使ったメニューを提供している。食堂は700座席あり、一日平均3千人が利用するという。

地域創生の取り組みを進める同行が、地域貢献を目的に開催。単独の県フェアは新型コロナウイルスの5類移行後、初めて。

フェアでは津、四日市、伊勢の県内3支店の取引先で、米穀卸売業のミエライス(津市)や鶏肉卸売業の三昌物産(四日市市)、植物油脂製造業の辻製油(松阪市)、ゴマの加工食品を製造販売する九鬼産業(四日市市)など県内13社が製造販売する食材を使った。「カキフライ」や「鶏唐揚げ」「汁なし担々麺」などといった定食メニューを日替わりで提供している。

また7、8日には米菓製造のマスヤ(伊勢市)や食品販売業の九鬼紋七商会(四日市市)など4社による食品の販売会も開かれ、多くの行員が買い求めていた。

同行四日市支店の川本潤支店長は「多くの三重の食をPRすることで地域活性化につながれば」と語った。