さをり仲間6人が作品展 衣類や小物240点 津・岩田川久画廊

【「三重さをり会」の作品が並ぶ会場=津市東丸之内の岩田川久画廊で】

【津】手織りの「さをり織り」の作品展「第24回三重さをり仲間展」が、三重県津市東丸之内の岩田川久画廊で開かれている。津市や松阪市で教室を開く女性6人の「三重さをり会」が制作した衣類や小物など計約240点を展示・販売している。5日まで。

専用の織機でウール、木綿、絹などさまざまな色の糸を自由に組み合わせて手織りする「さをり織り」の魅力を知ってもらおうと開催。いなべ市や松阪市の障害者施設利用者が制作した小物と合わせ展示した。

ベストやパンツなどの衣類、ストールやマフラー、かばんやポーチ、コサージュなどがある。

手織り歴30年の田中二三子さん(80)は「その人その人の色が作品に出る。一度身に着けてもらうと良さが分かる」と魅力を話し「年に一度の展示会を楽しみにして下さる方も多く、励みになる」と話した。