館長自慢の落語コレクション いなべまちかど博物館で出張展示 三重

【自慢のコレクションを紹介する出口館長=いなべ市役所シビックコア棟で】

【いなべ】いなべまちかど博物館「いなべ笑(しょう)学校」(三重県いなべ市員弁町大泉)の出張展示イベントが、市役所シビックコア棟で開かれている。12日まで。

同館は、出口益巳館長(72)が収集した落語に関する資料やレコード、カセットテープなど千点以上をそろえる。今回はコレクションの中からレコードや落語家のカレンダーなど、ほんの一部を会場内に持ち込んだ。蓄音機や自作のスピーカーなども一緒に並べ、約30点を展示している。

出口館長は高校生のときに落語の面白さに目覚め、大学生になると落語研究会に入り、青春時代を謳歌(おうか)した。根っからの落語好きで「落語が好きな人、一緒に語り合いましょう」と呼びかけている。3日の祝日と土、日曜日の午前10時から午後3時ごろまでは、会場にいる予定という。