「アンリミテッド」から「協同」に株式譲渡 サッカーJFL鈴鹿・三重

サッカー・JFL(日本フットボールリーグ)の鈴鹿ポイントゲッターズは31日、運営会社「アンリミテッド」の発行済み株式すべてが「協同」(本社・東京都、斉藤浩史社長)に譲渡されたと発表した。譲渡契約の締結は20日付。

同クラブによると同社は新宿区に本社を置く工業系商社。主に農林機器、船外機、建設機械、産業機械、半導体分野での開発、製造、販売を手がけている。

東京都出身の52歳の斉藤社長は元サッカー選手で現役時代読売クラブや清水エスパルスでプレー。クラブを通じて「地域に根付いたスポーツサッカークラブを目指し、皆様とともに歩むことができましたら幸いです」としている。

県内初のJリーグ入りを目指して活動する同クラブは元執行役員とのトラブルをきっかけに構造的な問題が顕在化。Jリーグからガバナンス(企業統治)の改善などが求められていた。