鹿児島国体きょう総合開会式 三重旗手は四中工高の佐々木

【佐々木蒼太(四中工高)】

特別国民体育大会「燃ゆる感動 かごしま国体」(鹿児島国体)は7日、鹿児島市内で総合開会式が行われる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初予定の2020年から3年延期しての開催。国体は来年から「国民スポーツ大会」に名称が変更され、国民体育大会として実施される最後の大会になる。

21年に開催予定だった「三重とこわか国体」(三重国体)に向けて競技力を強化してきた本県は、三重国体がコロナ禍で中止になった後も安定した競技力を確保するとして天皇杯(男女総合)順位の目標値を10位台前半に設定している。会期前大会終了時点の天皇杯順位は19位。7日以降、鹿児島県内で開催の27競技に選手団を送り目標の達成に挑む。

総合開会式は鹿児島市の白波スタジアムで開かれる。都道府県別の入場行進では、会期前競技の水球少年男子で三重県勢初優勝を果たした四日市中央工高校から3年生の佐々木蒼太主将が県選手団の旗手を務める予定。