地元製麺所「スズガミネ」を見学 学童クラブ児童ら「細くて、びっくり」 三重・菰野町

【前川社長(左)に質問する児童ら=菰野町永井のスズガミネで】

【三重郡】三重県菰野町潤田の学童クラブ「かざみどりKids」を利用する小学1、2生6人が4日、同町永井の製麺所「スズガミネ」を訪れ、工場内を見学した。

学童クラブでは夏休みの期間中に、児童らが「うどん」について学習した。うどんの歴史を調べたり、小麦粉からうどん作りに2回挑戦し、みんなで食べた。さらに学びを深めようと、地元製麺所の前川常八社長(77)に工場見学をお願いすると、快く引き受けてくれた。

スズガミネでは、ひやむぎ、そうめん、うどん、そば、きしめんの5品目14種類の麺を製造、販売している。工場内にはこの日、うどんの麺がカーテンのように下げられ、並んでいた。前川社長が「ゆっくりと時間をかけて、麺を乾かしているところ」と説明。児童らは「何本ありますか」「一日にどのくらいの小麦粉を使いますか」などと質問していた。

千種小学校2年の中村美遥(みはる)さん(7つ)は「自分たちが作った麺よりも細かったので、びっくりした」と驚いていた。