○…鈴鹿の先発高山航は近大高専を相手に9回3失点の好投。準々決勝のいなべ総合戦で公式戦初先発初完封を達成した1年生右腕は、2日続けての完投勝利でチームを東海大会に導いた。
○…「投球の7、8割」が打者の芯を外す球速110キロ前後のカットボール。制球力を生かした打たせて取る投球が持ち味で、いなべ総合戦はわずか93球で完封すると、この日は9安打を浴びながら、108球で9回を投げ切った。
○…主戦今村は体調不良で登板回避。26年ぶりの東海大会出場を目指すチームのピンチを救った。試合後は「強いチームを抑えられて自信になった」と笑顔で振り返り、「ストライク先行の投球で甲子園に出られるよう頑張る」と意気込んだ。