【津】7月7日付で総務省中部管区行政評価局長に就任した井筒宏和氏(56)が21日、三重県津市本町の伊勢新聞社を訪れ、小林千三社長に新任のあいさつをした。井筒氏は「行政として同じ行政機関に働きかけ改善に役立てたい」と抱負を述べた。
井筒氏は中部地区の印象について「大都会から1時間で住宅地があり便利で住みやすいと感じる」と述べた。また祖母が津市出身で幼い頃海水浴に訪れたり、修学旅行で伊勢や鈴鹿を訪れたりと、三重とのゆかりを紹介した。
日頃の取り組みについて「行政の改善を取り扱うのですごく新しいことではないが、工夫し改善すればお役に立てると思う。いい改善につながるよう職員は調査し働きかけているので私は対外的なところでお役に立てればと思っている」とし「マスコミの方々にもご協力いただいて、困っているときは行政に持ち込めば頼りになると思っていただけるといい」と述べた。
小林社長は「評価するお立場は嫌われ役でもあり大変なのでは。ご協力できることがあれば何でもさせていただきます」と激励した。