F1日本GP開幕 鈴鹿サーキット、4万2000人

【フリー走行に参加する角田選手=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで】

【鈴鹿】鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキット国際レーシングコースで22日、自動車レースの最高峰「F1世界選手権シリーズ 日本グランプリレース」が開幕した。24日まで。

レースには10チーム、20台のマシンが参戦。日本人ドライバー、角田裕毅選手の活躍に期待がかかる。

初日は午前と午後で計2回のフリー走行があり、各チームのマシンがタイヤのコンディションやコースの状態などを確認しながら、マシンを調整した。

この日の観戦客は4万2千人(主催者発表)。三重大3年の栗田皓太さん(20)は「フリー走行でも角田選手はよく走っていたので決勝に向けて期待している」、香川県善通寺市の会社員、西岡和俊さん(47)は「ホンダと角田選手を応援している。年々進化していく車の速さをリアルに見ることができるのがF1の魅力」とそれぞれ話した。

23日午後3時から公式予選、決勝レースは24日午後2時スタート予定。