事故防止へ士気高める 秋の交通安全運動、伊勢・度会地区出発式 三重

【出発式であいさつする島田署長(右から2人目)=度会町役場南西側駐車場で】

【度会郡】秋の全国交通安全運動が始まった21日、三重県警伊勢署や管内の1市3町など7機関で構成する「伊勢・度会地区交通安全対策協議会」は、度会町棚橋の町役場南西側駐車場で出発式を開いた。関係者約40人が出席し、交通事故防止に向けて士気を高めた。

中村忠彦度会町長は「出発式を契機に交通事故が減少するようにしっかりと取り組んでいきたい」とあいさつした。

島田素明署長は「管内の総事故件数が昨年同期に比べて200件増加という厳しい状況だが、注意すれば悲惨な不慮の事故に遭う危険性も少なくなる。地域、職場、家庭において交通安全の意識高揚に向けた活動をお願いしたい」と述べた。

同署は30日まで、子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保▽夕暮れ時と夜間の交通事防止および飲酒運転の根絶▽自転車などのヘルメット着用と交通ルール順守の徹底―を重点とした取り締まりや広報啓発活動を実施する。