バスボム作り、家族連れ楽しむ 津・なるせ自然共和国

【バスボム作りに取り組む参加者ら=津市河芸町三行のなるせ自然共和国で】

【津】三重県津市河芸町三行の「なるせ自然共和国」で18日、子どもたちに向けたバスボム作りのワークショップがあり、津市内を中心に家族連れ16人が参加した。

なるせ自然共和国は津市上弁財町の渡辺硝子が運営する野外学習施設。約2千坪の敷地に竹林や畑、広場などがあり、子どもたちが自然と触れあいながら心と体を育める場として昨年オープンした。

ワークショップでは、津市内でオーガニックコスメの販売やスキンケア講座などを行う加藤里花さんが講師となり、自然由来で環境や人体に配慮した素材を準備し、バスボム作りを実施。

参加した子どもたちは重曹やクエン酸、天然塩といった素材にラベンダーやペパーミント、ローズマリーなどの精油を混ぜ合わせたものを球状の型に入れ、自分だけのバスボム作りに取り組んだ。

市内から家族と参加した加藤友菜さん(8つ)は「型にバスボムの素材を入れるのが難しかった」と感想。同施設の渡邊智子施設長は「子どもたちが楽しみながら、自然や環境について考えるきっかけとなれば」と期待した。