県内酒蔵、伊勢に集結 24日、自慢の銘柄味わうイベント

【ポスターやおちょこを手にイベントをPRする実行委メンバー=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県内22の酒蔵元の自慢の銘柄が味わえる「伊勢志摩SAKEサミット」が24日、伊勢市の高柳商店街で開催される。午前10時半―午後4時。

「作」の銘柄で知られる清水清三郎商店(鈴鹿市)や「半蔵」の大田酒造(伊賀市)、井村屋(多気町)が手がける「福和蔵」など日本酒の蔵元20社と、クラフトビールの醸造所2社が一堂に集まり、各社3、4銘柄ずつ提供。伊勢市近郊の飲食店18店も出店し、地元食材などを生かした酒に合うメニューを販売する。

会場での飲食はチケット制(一部現金と併用)。チケットは10枚つづりで、前売り1500円、当日2千円。会場の受け付けで、チケットと引換えに専用おちょこを受け取って、飲み歩きを楽しむ。前売りチケットは、市内外の酒販店やチケット販売サイト「イープラス」で販売中。

イベントは、市内の酒販店や飲食店でつくる実行委員会が企画した。県の日本酒と食材をPRしようと、平成29年に始まり、コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となる。

実行委員長の野口幸彦さん(60)は「蔵元の造り手と直接話ができ、知らなかった銘柄にも出会える機会。三重の日本酒を知り、楽しんでほしい」と話している。

問い合わせは事務局のニコマート=電話0596(22)2730=へ。