コロナ給付金を不正受給 詐欺容疑で会社役員の男逮捕 県警と名張署

【員弁郡】国の新型コロナウイルス対策の家賃支援給付金を不正受給したとして、三重県警捜査二課と名張署は14日、詐欺の疑いで東員町鳥取、会社役員上嶋高仁容疑者(36)を逮捕した。

逮捕容疑は令和2年12月、中小企業庁から家賃支援給付金をだまし取ろうと、共犯者らと虚偽の事業内容や賃貸借契約などで給付申請し、約297万円をだまし取った疑い。

同課によると、中小企業庁からの情報提供で発覚。共犯者の取り調べなどから容疑者を特定した。「身に覚えがない」と容疑を否認している。