道の駅「関宿」で「魚の掴み取り」 子どもら50人追いかける 三重

【タイをつかんだ子ども=亀山市関町新所の道の駅「関宿」で】

【亀山】三重県亀山市関町新所の道の駅「関宿」を管理・運営する「安全」(同市太岡寺町、伊藤陽一朗社長)は10日、道の駅「関宿」で、ふれあい感謝祭と題してイベント「魚の掴(つか)み取り」を開き、小学生以下約50人が参加した。津市香良洲町の海産問屋「丸政商店」が協力した。

イベントは、同社が目指す地域社会貢献の一環。5年前から、小学生以下の子どもらを対象に魚のつかみ取りを実施している。

参加者らは、縦横約3メートルの仮設水槽で泳ぐ、タイとアジの手づかみを楽しみ、1人2匹を持ち帰った。同市野村1丁目の曽我部暖真君(7つ)は「お母さんからタイを狙ってといわれ、タイとアジを1匹ずつ取れてよかった」と満足していた。

伊藤社長は「子どもたちに喜んでいただけてよかった」と見守っていた。