米国ベルフォンテン市長が来県 友好都市、鈴鹿市長を訪問

【握手を交わすスターラー市長(左)と末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】鈴鹿市の友好都市、米国オハイオ州ベルフォンテン市のベン・スターラー市長らが八日、同市役所の末松則子市長を訪問した。

両市は平成3年に友好協定を締結。取り組みの中心となる青少年相互交流事業では、7月にベルフォンテン市の青少年派遣生8人が、4年ぶりに市を訪問し、親交を深めた。

この日、来庁したのはスターラー市長のほか、カイル・スプリングス市議など5人。一行は10―12日に東京都で開催する日米経済協議会の「第53回日本・米国中西部会 日米合同会議」に出席するために来日。会議に先立ち、同市を訪問した。

スターラー市長は12月末で退任することが決まっており、市長としての来鈴は今回が最後となる。前回は令和4年12月、市内で開催した市制施行80周年記念式典に夫婦で出席した。末松市長は「友好関係は32年となった。将来にわたって両市の絆が継続することを強く願う」と一行を歓迎。スターラー市長は「今後も学生の交流プログラムを通じて交流を深めたい」と話し、2人は握手を交わした。