住友生命高田社長が本社来訪 健康長寿社会へ思い語る

【小林社長(右端)と話す高田氏(左端)、江口支社長=津市本町の伊勢新聞社で】

【津】住友生命保険(本社・大阪市中央区)の高田幸徳社長(59)が8日、津市本町の伊勢新聞社に小林千三社長を訪れ、健康長寿社会に向けた思いを話した。

毎年地域支社を巡回する中で三重を訪れる機会に合わせ、江口武史三重支社長と共に来社した。

高田氏は同社が5年前に発売した健康増進型保険「Vitality」について「健康寿命の延伸が目的で普段の運動や健康への配慮をしていただくと保険料が下がる仕組み。三重でも2万2千名にご加入いただいている」と紹介した。

社長就任時の令和3年がコロナ禍だったことで、デジタル化を推進できたとして「対面と非対面をうまく組み合わせたものができた」とした。

人生100年時代の課題について「寿命が延びるとリスクが増え、経済的な備えが必要になる。自助の啓蒙と加入者の金融リテラシーの啓蒙など民間保険会社として広げていく」と力を込めた。

小林社長は「生命保険は国民にとって重要。寿命は延びており保険への認識を新たにしていく必要がある。今後もご活躍下さい」と激励した。