米240キロ寄贈 竹輝銅庵、松阪市社協へ

【竹本館長(左)から米を受け取る中森会長=松阪市殿町の市福祉会館で】

【松阪】松阪市駅部田町のまちかど博物館兼喫茶店「竹輝銅庵」の竹本博志館長は8日、同市殿町の同市福祉会館で同市社会福祉協議会の中森弘幸会長に1袋30キロの玄米8袋を寄贈した。同社協を通じて生活困窮者や子ども食堂に配る。

竹本氏はこれまで、同社協に車いすやマスクを寄付してきた。コロナ禍で生活に困っている人を支援しようと2年前からコメの寄付を始めた。

竹本氏は知り合いの明和町の農家から購入したコメを前に、「古米ですが、お役に立てたらこちらも幸せ。有効に活用していただきたい」と呼びかけ、中森会長から感謝状を受け取った。

コメは生活相談の来訪者や子どもの食事を支援する団体に配布するという。