インターハイ相撲準優勝の大山さん 伊勢市長に喜び報告

【鈴木市長(左端)に喜びを報告した大山さん(中央)=伊勢市役所で】

【伊勢】北海道で先月に開催された全国高校総体(インターハイ)の相撲個人戦100キロ級で準優勝した県立宇治山田商業高校3年大山蓮斗さん(18)が6日、伊勢市役所で鈴木健一市長に報告した。

大山さんは、小中学生時代は空手や陸上競技に励んだ。相撲経験者の父の影響で、相撲を始め、高校の相撲部で本格的に打ち込んだ。食が細く、体重を増やすことに努力したという。

インターハイでは、44人の選手によるトーナメント戦で競い、「イメージしていた通り」に勝ち進み、準優勝を手にした。

鈴木市長に報告した大山さんは「今までやってきたことを本番で出すことができた。優勝まであと一歩で悔しさもあるが、うれしい」と語った。秋の国体の代表にも選出されている。「国体でも頑張りたい。大学に進学し、相撲を続けたい」と意欲を話した。