詐欺防止ステッカー店内掲示 桑名署など、コンビニに配布 三重

【店内に掲示したステッカー=桑名市外堀のセブン-イレブン桑名外堀店で 】

【桑名】電子マネーを購入させる特殊詐欺の被害を防ごうと、三重県警桑名署と桑名地域生活安全協会は5日、管内の桑名市と木曽岬町のコンビニエンスストア約65店舗で、オリジナルのステッカーを貼ってもらう取り組みを始めた。

ステッカーは縦13センチ、横19センチで100枚を作った。警察官のイラストとともに「サイト等の未納料金 パソコンのウイルス対策の料金を請求されていたら詐欺です!今すぐ警察に相談をしてください。」などと印刷されている。

管内では1―8月に8件、1021万円の架空請求の被害があったが、そのうち6件(被害額約253万円)が、電子マネーカードを購入させる手口だった。

同市外堀のセブン-イレブン桑名外堀店では、店内のカードコーナーに掲示。オーナーの山路元一さん(68)は「高額のカードを購入するお客様には必ず声をかけるよう、スタッフに指導している。被害を防ぐためにも、今後も指導を徹底していきたい」と話した。