水彩画グループ「志彩会」が作品展 津の百五銀で、会員ら成果を披露 三重

【作品を紹介する志彩会のメンバーと松岡講師(後列左端)=津市一志町の百五銀行一志支店で】

【津】津市一志町で活動する水彩画グループ「志彩会」(田中紀夫会長)はこのほど、同町の百五銀行一志支店(石田博章支店長)ロビーで作品展を開いた。60―80代の会員9人と講師の松岡榮さん(72)=同町=の作品計20点を展示している。29日まで。

同会は平成20年に結成し月2回町内の公民館で活動する。地域の文化祭のほか同行で年1回作品展を開き成果を発表している。

透明水彩で描いたカボチャ、アジサイなどの静物や、とことめの里、波氏神社など近隣の風景のほか、さまざまな雑誌の切り抜きを貼ったコラージュがある。

田中会長(70)は「自分がきれいと思ったものが表現できるとうれしい」と喜びを話す。松岡講師は「個性が発揮できるよう主体性を重んじて指導している。皆他の人から吸収しようとするチャレンジ精神がある」と述べた。